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”当道座”という男性
その昔、”当道座”という目の不自由な男性のための自治的互助組織がありました。
その始まりは諸説ありますが、一説によれば、人康親王がご病気で失明なさった後、
京都山科で目の不自由な子達に琵琶や管楽器、歌をお教えになったこととされています。
当道座では、平家琵琶、箏曲、三弦、按摩、鍼灸などが生業とされてきました。
今日に続く日本の音楽は当道座の人々によって育まれてきたのです。
古来より受け継がれ、守り、育まれてきた和文化。
和楽器に触れ、和文化を知ることは、日本の歴史を垣間見ることにも繋がります。