2022.10.23 和楽器について

桃栗三年柿八年

秋も深まり、栗や柿が美味しい季節がやってきました。
栗や柿といえば、「桃栗三年柿八年」という諺が有名ですね。

萌芽から実を結ぶまで、桃や栗は3年だが、柿は8年が必要であるということを表し、
何事も実を結ぶまでは相応の年数が必要であるという意味で使われます。

この諺がぴったりな楽器が尺八。
尺八には「桃栗三年柿八年」をなぞらえた「首振り三年コロ八年」という言葉があります。
首振りは「ユリ」のこと、
コロは「コロコロ」のことを指します。

つまり、「ユリ」が出来るようになるまでに3年、
「コロコロ」が出来るようになるまでに8年。

尺八を自在に演奏できるようになるまでに、相応の鍛錬が必要だということだと思われます。

このような言葉が生まれるほど、熟練が必要な楽器とされる尺八。
吹きこなすことができたら粋だと思いませんか。

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